順番が前後してしまいましたが、新規オープンのご挨拶です。

初めまして、院長の尾西芳子です。

 

私は「すべての女性のかかりつけ医になりたい」という思いがあり、この神谷町という場所で開院することにしました。

産婦人科医としてはたらく中で「もっと早く受診していれば…なかなか行きにくかったから…」という声をたくさんお聞きしてきました。

自然妊娠は難しいと知った40代後半の不妊の患者さんや、卵巣がんになって腹水がたまってから受診された30台の患者さんなど、「時間的」にも「精神的」にも「立地的」にもアクセスしやすいクリニックがあればもっと相談しやすいのでは、そして手遅れになる前に何かできたのではと思うようになりました。

 

現代の女性は仕事も家庭も忙しいので自分のことは後回しにしがちですが、「合間」に行けることでもっと相談しやすくなり、女性がもっと楽に輝いて生きることができるのではないかと思っています。

そして妊娠しても近くで診てもらえる、仕事の合間でも相談できるそんな安心感があったら妊娠のハードルも下がるのではないでしょうか。

そんな思いで、駅直結であったり、お車でのご来院可能、待ち時間の目安になるようなLINE呼び出しであったり、オンライン診療であったりといろいろ取り入れ工夫しています。

またお子様がいてもご自身の体も大切にしていただきたいのでキッズルーム、ユニバーサルトイレ、授乳室もご用意しています。

私自身、産後の尿漏れや母乳トラブルで随分悩まされましたので同じ女性目線でサポートさせていただきます。

 

私自身、子供のころに恥ずかしくて生理のことなど親に聞けなかった経験がありますので、「なんでも聞いてね」という気持ちでご相談に載らせていただきます。

友人のところに相談しに行くように、また時には姉や妹、お母さんに相談するようにご相談にいらしていただけたらと思います。

こんなこと聞いていいの？誰に聞けばいいの？ということ、なんでもお聞かせください。

また女性はいくつになっても女性ですので、おばあちゃまになってもがんだけでなく尿漏れや外陰部のトラブル、子宮が落ちてきてしまう女性脱などいろいろと悩みが出てくると思います。

ネットを開けばたくさんのことが載っている現代ですが、どれが正しい情報かわからず怖くなることも多いと思います。

きちんとした医学的なことをわかりやすくお話しさせていただけると思います。

娘さん、お母さん、おばあちゃまと３世代が一緒に相談に来られるようなアットホームなクリニックで長く皆さんの健康を見守ることができたらと思っております。