生理のお悩み5選(生理痛・生理周期の異常・生理の量が多い・PMS(こころ・身体)
- 2023年4月17日
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当院での診察内容について
前回の産科に引き続き、産婦人科というと次に想像するのは生理痛の相談かもしれません。
ということで今日は当院でできる生理にまつわるお悩みの治療や相談についてご紹介してみたいと思います。(詳細はHPの診療案内に説明があります。)
①生理中や生理前の痛み ②生理周期の異常(長い、短い) ③生理の量の異常(多い、少ない) ④生理の前に気分がイライラしたり落ち込んだりする ⑤むくんだり頭痛がするといったPMSなど生理にまつわる悩みごとってつきませんよね…
生理の痛みや量に変化があるときは子宮筋腫や子宮腺筋症、子宮内膜症など何か病気が潜んでいることもあります。また量が多いときも同様の病気が潜んでいたり、逆に量が少ないときはきちんと排卵ができていなくて不妊の原因となることもあります。
そうしたお悩みに漢方薬やホルモン剤、またIUS(ミレーナ)などその方に合った治療法を一緒に選んで楽になるようお手伝いさせていただきます。
人と比べないから量が多いか少ないかわからない!という方も、なんだか貧血っぽい、ナプキンを替えに行く回数が多い、最近急に量が減った気がすると困っているという方も、お気軽にご相談くださいね。
最近TVでも耳にすることが多くなったPMS。今までは「私PMSです」と言って受診される方はほとんどいらっしゃらなかったのですが最近はそうした患者さんも増えてきました。
PMSは正式には月経前症候群といってその症状は200種類以上あって人によりまちまち。
むくみや頭痛といった身体の症状のこともあれば、イライラや眠気、鬱っぽいといった気持ちの症状の方もいるため余計にわかりにくい…
そんなPMSですが生理が来たら数日以内にはなんだか「すっきりする」のがポイント。
昔からあったはずなのになぜ最近こんなに騒がれるようになってきたのかというと、女性の社会進出がすすみ、女性が「元気」でいないと社会が回らなくなってきたから。実は生理痛やPMSで仕事や家事に支障の出ているということが分かってきていてそのために経済的な損失が生まれているというのです。それは国家にとっては大問題!ということで国や企業がフェムテックについて真剣に取り組むようになってきて、PMSもその一環で知られるようになりました。
そんな経緯はともかく女性が元気にイキイキと輝ける機関が増えたらうれしいですよね。
なんだか生理前になるとつらいな…という方はご相談ください。
漢方薬やサプリメント、ホルモン剤などその方のお困りごとや症状、体質などに合わせて一緒に治療法を探していきましょう。