ワクチン|港区虎ノ門の婦人科・産婦人科|神谷町WGレディースクリニック

〒105-6902 東京都港区虎ノ門4-1-1 神谷町トラストタワー2F
Tel. 03-6809-2262
当院におかかりで、緊急のご用事の方はこちらへ →080-7192-0445
WEB予約 Instagram
ヘッダー画像

ワクチン

ワクチン|港区虎ノ門の婦人科・産婦人科|神谷町WGレディースクリニック

インフルエンザワクチン

冬季に流行するインフルエンザは、ワクチンによって感染を完全に防ぐ効果はありませんが、インフルエンザの発病を予防することや、発病後の重症化を予防することに関しては、一定の効果があるとされています。ワクチン接種の2週間後から血中の抗体の量が増え始め、4週間でピークに達し、3〜5か月後から低下すると言われているため流行の2〜3週間前の接種が推奨されています。毎年10月ごろから接種可能となります。
特に妊娠中の方は、感染すると重症化しやすいため、ワクチンの接種が推奨されています。妊娠を考えている時から、妊娠中全期間、授乳中を通して接種が可能です。また、妊婦さんの接種により、産まれた赤ちゃんにも予防効果があります。
生後6か月から13歳未満の場合は2回接種が推奨されます。一回目の接種から3~4週間あけて2回目を接種します。当院はお子様の接種も受け付けております。お電話にてご相談ください。痛みを軽減させる接種方法で接種させていただきます。

風疹・麻疹ワクチン ※麻疹ワクチン休止中※

2024.3.14 麻疹の流行に伴い、ワクチンの需要が急増しております。現在、小児定期接種分が確保困難となったため、成人向けのMRワクチン供給が停止されています。供給が再開次第お知らせいたします。麻疹抗体検査は受け付けておりますのでお問い合わせください。また風疹単独ワクチンは供給されておりますので、ご希望の方はお電話にてお問い合わせください。

風疹 

免疫のない女性が妊娠初期に風疹ウイルスに感染すると、赤ちゃんに先天性風疹症候群という障害を起こすことがあり、白内障や先天性心疾患、難聴といった先天障害が起こります。特に妊娠12週までの妊娠初期の初感染に最も多くみられ、20週を過ぎるとそのリスクはほとんどなくなります。
風疹は、一度自然に感染すると一生続く免疫が体内に作られるため、その後風疹にかかることはないとされています。ただし、子供のころにワクチン接種していても大人になって抗体が減ってしまうこともあるため、妊娠を希望されている方やそのパートナーは、再度抗体を持っているか検査をすることが勧められています。自治体によっては抗体検査やワクチン接種の公費補助があるところもあります。

港区の場合

助成対象

接種日現在、19歳以上の区民で、助成対象となる風しん抗体価(「HI法:32倍未満」または「EIA法(EIA価):8.0未満」)であり、次の1から3のいずれにかに該当する人

  1. 妊娠を希望または予定している女性
  2. 妊娠を希望または予定している女性の同居者
  3. 風しん抗体価の低い妊婦の同居者

ただし、次の人は助成対象から除きますのでご注意ください。

  • 明らかに風しんの予防接種歴がある人
  • 風しんの罹患歴がある人(検査で確定診断を受けた風しんの既往歴がある人)
抗体価が分からない場合

抗体価が分からない場合、一定の要件を満たした人に対して、風しんの抗体検査にかかる費用の助成を行っています。
港区ホームページ/成人の風しん抗体検査費用を助成します(港区成人の風しん対策事業)(city.minato.tokyo.jp)

昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性

また平成30年7月以降、30代~50代の男性を中心に風しんの患者数が増加しているため、風しんの定期予防接種を受ける機会がなかった昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性を対象に、風しん抗体検査及び風しんの定期予防接種が公費負担で行われています。

対象は港区民の男性で、

  1. 昭和47年4月2日〜昭和54年4月1日生まれで抗体検査または予防接種未受診の方
  2. 昭和37年4月2日〜昭和47年4月1日生まれの方(既にクーポン券を利用して抗体検査を受診した人を除く)

対象者には全国の指定医療機関等で利用できる無料のクーポン券が発送されています。まずは風しん抗体検査を受けていただき、その結果、十分に抗体を保有していないことがわかった方は予防接種を受けることができます。詳しくは下記ご参照ください。
港区ホームページ/風しんの追加的対策(第5期)に伴う抗体検査・予防接種について(city.minato.tokyo.jp)

麻疹 ※ワクチン接種休止中※

大人になってから麻疹を発症すると重症化しやすいと言われており、身体の抵抗力が一時的に低下するため、肺炎や脳炎、心筋炎などの合併症を起こすケースもあり、注意が必要です。特に、妊婦さんが麻疹にかかってしまった場合、流産や早産のリスクが高くなるのに加え、自身も重症化しやすく、非妊娠時よりも死亡率が上がることが分かっています。

妊娠中にワクチンを打つことはできないため、妊娠を考えている方や、パートナーの方、流行地へ行く方、(もちろんそうでない方々も)今一度自分が麻疹や風疹に対する免疫を持っているかチェックしておくとともに、免疫が不十分な方はワクチン接種しておくことをお勧めします。
ワクチンを受けているかご不明な方は、まずご自身の風疹や麻疹の抗体価を検査してみてください。その結果によって必要な場合は、ワクチンの接種を強くお勧めします。

  • 妊娠中の女性は接種することができません。
  • 2回の接種で、より確実に免疫を獲得できるとされています。
  • 妊娠を希望している女性に限らず、そのご家族も接種することが大切です。
  • ワクチン接種後は2か月間避妊が必要です。
  • 妊娠の可能性がある時期を避ける必要がありますので、月経〜排卵までの時期に接種できるようご予約をお願いいたします。

帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹

帯状疱疹は、過去に水痘(水ぼうそう)に罹った人が、体内に潜伏する水痘帯状疱疹ウイルスが再活性化することによって発症する疾患です。加齢、疲労、ストレスなどがきっかけとなり細胞性免疫が低下すると、ウイルス が再活性化し、神経の支配領域に限局して皮疹が出てきます。帯状疱疹は細胞性免疫が低下する、50歳代以上に好発します。国立感染症研究所のデータによれば、成人の約 9 割がこのウイルスにすでに感染しているため、多くの人が帯状疱疹の発症リスクを抱えているとされています。

 帯状疱疹で問題なのは、50 歳以上の患者の約 2 割が悩まされるという帯状疱疹後神経痛(PHN)です。鎮痛薬や抗うつ薬などの薬物療法、神経ブロック療法など行っても難治性で長期間、強い痛みに悩まされるケースもあり、高齢者や帯状疱疹の重症度が高いほど PHNが起こりやすいとされています。

 また帯状疱疹は多くの合併症を起こし、脳髄膜炎、脊髄炎、脳血管障害、運動神経麻痺、眼瞼結膜炎、角膜炎、ぶどう膜炎、網膜炎、耳鳴、目眩、顔面神経麻痺など多岐にわたる症状を起こします。しかもこれらの合併症は一旦起きてしまうときわめて治りにくいため問題となります。

 当院では新しい帯状疱疹ワクチンであるシングリックスの接種が可能で、以前よりあった生ワクチンと比べて効果の高さ、持続期間が長さで優れており、また免疫の弱っている方にも使用できるため高齢の方の接種にもおすすめです。

このお薬は現在港区の公費接種対象となっており、当院でも公費での接種が可能です。

すべてのワクチンについて

※ワクチンの接種費用は、定期接種は公費ですが(一部で自己負担あり)、任意接種は自己負担となります。市区町村が実施する予防接種の種類や補助内容の詳細については、市区町村などに確認しましょう。定期の予防接種による健康被害が発生した場合には、救済給付を行うための制度がありますので、お住まいの市区町村にご相談ください。任意予防接種によって健康被害が起こったときは、独立行政法人医薬品医療機器総合機構法による救済制度があります。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_kenkouhigaikyuusai.html

Instagram
ページのトップへ